ドラフト会議2019
ドラフト会議2019 OB岩本さん解説
2019年の日本ハムファイターズのドラフト会議に関して
日本ハムファイターズOBの岩本さんが解説しています。
1位 河野投手
・左手のたたみが小さく、トップを作るのが早い。
安定したコントロールが期待できる。即戦力のローテンション投手。
2位 立野投手
・投げっぷりがいい。
河野投手と並んで左右で即戦力の投手。2人で10勝ずつ期待。
6位 竹内投手
・岩本さんと投げ方が似ている。時間はかかるかもしれない。
お父さんと岩本さんが知り合い。小さい頃から140km/hを出してプロになる
と描いてその通りになって嬉しい。
お父さんは指先が器用で、馬力がある。
ドラフト会議2015
ドラフト戦略2019 野手編
2019年のドラフト戦略における野手のポイントがどこにあったのかを解説していく。
2019年の日本ハムファイターズの保有選手
(捕手)
年齢 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ | |
1~4 | 田宮 裕涼 | 郡 拓也 | 宇佐美 真吾 | |||
5~8 | 石川 亮 | |||||
清水 優心 | ||||||
9~ | 實松 一成 | |||||
鶴岡 慎也 | ||||||
黒羽 利規 |
(内野手)
年齢 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ | |
1~4 | 今井 順之助 | 平沼 翔太 | 横尾 俊建 | |||
清宮 幸太郎 | 石井 一成 | |||||
難波 侑平 | ||||||
野村 佑希 | ||||||
5~8 | 渡邊 諒 | 松本 豪 | ||||
高浜 祐仁 | 谷内 亮太 | |||||
森本 龍弥 | ||||||
9~ | 中島 卓也 | 田中 賢介 | ||||
杉谷 挙士 | 中田 翔 |
(外野手)
年齢 | |||||
---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ |
1~4 | 姫野 優也 | 海老原 一佳 | 森山 恵佑 | ||
万波 中世 | 王 柏融 | ||||
5~8 | 岸里 亮佑 | 近藤 健介 | 白村 明弘 | ||
浅間 大基 | |||||
9~ | 大田 泰示 | ||||
谷口 雄也 | |||||
西川 遥輝 |
・日本ハムの野手陣に関しては、捕手の3名を除いて30歳以下の若い選手が多く、
また、投手陣に比べて勤続年数が高い印象が見られる。
これは、日本ハムが過去のドラフトで多くの高校生を獲得し、時間をかけて育成
していく方針を取っていたことが要因であろう。
2019年の1軍野手の陣容
(捕手)
年齢 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ | |
1~4 | ||||||
5~8 | 石川 亮 | |||||
清水 優心 | ||||||
9~ | 鶴岡 慎也 |
・捕手は出場機会順に三名の選手を1軍戦力として挙げた(清水⇒鶴岡⇒石川)
・捕手の育成に一定年数がかかる。しばらくの間はこの3人体制を敷きつつ、
鶴岡の代わりとなる若い捕手の育成が必要である。
(内野手)
年齢 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ | |
1~4 | 清宮 幸太郎 | 平沼 翔太 | 横尾 俊建 | |||
石井 一成 | ||||||
5~8 | 渡邊 諒 | |||||
9~ | 中島 卓也 | 田中 賢介 | ||||
杉谷 挙士 | 中田 翔 |
・比較的バランスの取れた育成が出来ているように思える。
しかし、高卒5~8年目の選手が5人いるにも関わらず、規定の1/3以上が渡邊一人な
のが少し寂しい。中田らベテランの選手が抜けた後の戦力分布(5年後くらい)を考
えると、清宮ら高卒野手の育成にしっかり時間をかけたい。
(外野手)
年齢 | |||||
---|---|---|---|---|---|
年数 | 19~22歳 | 23~24歳 | 25~26歳 | 27~29歳 | 30歳~ |
1~4 | 王 柏融 | ||||
5~8 | 近藤 健介 | ||||
9~ | 大田 泰示 | ||||
西川 遥輝 |
・外野手はレギュラーが試合に出続けるので、現状若い選手にあまりチャンスが無い。
しばらくはこのレギュラー陣で行けると思うので、長い目でみて大きく育つ選手
を獲得し、育成したい。
2019年のドラフト戦略
・2019年のドラフト戦略がどこにあったのか。
①5~8年後を見据え、大型内外野手の獲得
しばらくは内外野共に今のレギュラー陣で行けそうなので、5~8年後を見据えて
伸びしろの高い若い内外野手を獲得して育成したい。
➁若いいい捕手の獲得
捕手のベテラン人が抜けた後を考えると、いい捕手がいれば獲得しておきたい。
以上のような観点で2019年のドラフトの結果を見てみる。
・3位で高校生の上野 響平を獲得。関西No.1ショートとも呼ばれているらしく、
中島 卓也が抜けた時を見据えて育て上げたい。
・6位で捕手の梅林 優貴を獲得。いい捕手は取れるときに取っておきたい。
・7位で大卒の外野手を獲得。高校生を育成しつつ、レギュラー陣の故障離脱に
備えて力のある控えを用意しておきたい。